魚の目治療と予防 > 魚の目を治療する

魚の目を鍼灸治療で治すという東洋医学の考えがあります。魚の目ができる原因は一般的には、外部からの圧力に対して皮膚が体を守ろうと反応するため角質層が厚くなるのだと説明されています。そして根のように成長してしまったをとることがその治療の目的となります。その一方東洋医学の世界ではやや異なる見方の上に立ち、鍼灸により刺激を与えることで魚の目治療を行います。

東洋医学では体の中の「気」の流れに注目した治療法を施します。気についてはいろいろな説明や解釈があり、歴史的には医学的だけではなく精神的、または哲学的な思想の対象でもあります。東洋医学的に見た気は、全てのものの働きや変化を促すいわばエネルギーのようなもので、人体の中の営みも気のめぐりによってつかさどれていると考えられています。気のめぐりは血液のように目に見える物質の流れではありませんが、その滞りが血液の循環を滞らせ、ひいては体の中の代謝や毒素の排泄を妨げ病気の原因になると考えるのです。鍼灸治療はこの考えに基づいた治療法ですが、経絡と呼ばれるいわばつぼのネットワーク上の適切な部分をハリやお灸で刺激することで気の滞りを正常に戻そうとするものです。

根底にある考えは体系的で歴史の古いものですが、魚の目の鍼灸治療はごく簡単なもので、患部に直接お灸を何回かすえるだけで効果が出ると言われています。お灸をすえれば当然熱いですが、熱さの感じ方は人により大分違うことがありますし、施灸方法にも皮膚にじかにもぐさをすいえる方法のほか、線香の束のようなお灸に火をともし、患部には直接触れず、上からあぶるように用いる方法、または鍼の先でお灸を燃やし、熱だけが鍼から患部に伝わるという方法などがあります。東洋医学の医師や鍼灸師は自分の直感をも用いて治療するため、治療方法はそれぞれやや異なることがあるようですが、まずはどのような治療法の可能性と共に自分の希望も相談してみると良いでしょう。また鍼灸治療では健康保険が必ずしも利かないので、治療費がどのくらいかかるかもあらかじめ聞いておくべきです。

魚の目治療法の一つに外科手術があります。魚の目は皮膚の表面に盛り上がるようにできるたこと違い深さ方向に根のように成長したものなので、表面的に削ってばかりいてもなかなか治らないのです。手術除去というとやや恐ろしげですが、適切な器具が整った病院で手術により取り除いてもらう方が、自己流で無理に削るよりも安全でしかも早く治るというものです。また魚の目と思い込んでウイルス性のイボを削ると、イボが一層拡散してしまい直るどころではありあせん。まずは医師に見てもらうことが大切です。

魚の目外科手術で除去する際はまず表面を腐食剤でやわらかくします。その上でメスにより除去します。手術と言っても10分ほどの短い時間で済むようです。実際にこの治療法で魚の目を治したある年配の女性の話では、(当然ながら)深く成長した根のような魚の目のをとってもらった後には深い「穴」が開いたそうですが、それほど痛みは感じられず、手術後すっかり回復したとのことです。魚の目の外科手術に関しては皮膚科か外科の医師に相談するのが良いでしょう。保険が利けばたいした費用はかからないようです。また穂赤の正常部分を傷つけないように、魚の目の部分だけをレーザーや電気メスで焼きとるという方法もあるようです。ただし保険が利く場合と利かない場合がありますので、まずは医師に診てもらい、症状と金銭的状況に応じた適切な治療方法を決めてゆく必要があります。外科手術がどうしても億劫で膏薬などで治してしまおうとしがちですが、芯が深くまで伸びている場合はその方法では根治しにくい上、より時間がかかります。また結局治らず相変わらず痛みが続くということも十分あり得ます。治療方法は前向きな姿勢の元に選ぶべきであり、怖いから、または面倒くさいからこちらにしよう、という理由で決めるべきではありません。

また魚の目科手術はどこの病院でも必ずしも行っているわけではないようなので、まずは魚の目の治療を積極に行っている病院や医院などを、評判などを聞いて探すかまたは各病院のウェブサイトなどを調べてみるとよいでしょう。

できてしまうとなかなか治らない魚の目。どのような治療法があるでしょうか。魚の目くらいならわざわざ病院治療を受けるのも面倒なので、何とか自分で治してしまおうと試みる人は少なくはないと思います。しかし、皮膚の表面にできたたこなら少しずつ削ることで異物感や痛みは軽減するものと思われますが、魚の目は根本的な治療にはなりにくいのです。魚の目は深さ方向にまるで根のように成長したものです。よって表面を削るだけでは根治できないのです。

魚の目ができたら一番良いのは皮膚科または外科の医師に相談することです。大きく深く成長したものは除去手術が必要となるかもしれません。根からすっかりえぐりとる必要があるのです。これは素人にできることではないので、決して自分で試みてはいけません。除去手術というと恐ろしげかも知れませんが、適切な器具も薬も無い状況でいい加減な方法で除去しようとしても根治しないばかりか、不必要な出血や正常部分の傷の原因になる可能性が高いばかりで少しも良いことはありません。また表面的に削るだけでは、たとえ一見治ったかのように見えても再発してしまう可能性も大いにあります。

魚の目治療法としては、皮膚の表面を腐食させる薬のついた絆創膏状のものを用いることが考えられます。腐食させてやわらかくなった部分から慎重に少しずつ削ってゆくのです。この記事を書いている私もこの種の膏薬を足の裏に使ったことがあります。幸い魚の目がそう大きなものでなかったためか結果的には治りましたが、どのくらいの大きさに貼るか、またやわらかくなった部分をどのくらい削るかということを判断するのは容易ではありませんでした。膏薬を用いた部分はやや麻痺したような感じになり、痛みをあまり感じないので気がついたら削りすぎていて出血したということが何度かありました。また、膏薬が魚の目部位以外のところまで大きく広がっていると正常な部分までも腐食させてしまい、歩くたびその下の層の神経に触るのか、非常に痛い思いをしました。これも全て素人判断の治療をしたためだと思われます。このような膏薬を用いるにしても医師に診てもらってからにするか、またはせめて薬局で十分注意を受けてからにするべきです。